フランス出張



ただいま羽田空港です。

haneda airport

深夜の羽田発パリ行きのフライトの待ち時間に、

久しぶりのブログUPです。

これから約1週間、フランス出張に行ってまいります。

この2週間、ジュイ美術館からいただいた注文の商品製作にかかりきりで、

ブログをすっかりお休みしてしまいました。

いつも読んでくださっているみなさま、ごめんなさい。

そして、春3月にご紹介・販売開始の予定にしておりました

薄手のマドヴァン生地もオンラインショップに3月中に掲載できませんでした。

楽しみにしてくださっていたみなさま、大変申し訳ありません。

フランスから戻りましたら、再入荷生地とともに、順次ショップに掲載・

販売を開始いたしますので、今しばらくお待ちください。




そして、朗報もあります!

長らくお待ちいただいておりました大人気の生地『豊穣の籠(かご)』ルージュが

やっと、やっと入荷いたします。

こちらも今しばらくお待ちくださいませ。

フランスより戻り次第、みなさまにご連絡させていただきます。




フライトの待ち時間に、今回美術館に納品する商品について、

マドヴァン生地のご紹介も兼ねてブログの記事にするつもりでいたのですが、

せっかく写真に撮って記録したSDカードを忘れてきてしまいました^^;

その代わり、といっては何ですが、

出発間際にオレンジのバッグに合わせて作っためがねケースの写真をUPします^^

パリはまだまだ寒いようで、冬のコート持参なのですが、

せめてかばんくらい明るい色にしようとオレンジ色のバッグを入手。

お店でその色を見た瞬間、

あ、ジュイ・オートンティックのゼフィール・エ・セラファンのマンダリンで

めがねケースを作ったらぴったりだわ~!

と思いました。

すべて注文商品を作り終わった後、出発数時間前に製作。

etui lunettes zepyre mandarine

出来立てのほやほやです^^

もち手をつけた新作です~♪

それでは、行ってまいります~!




par Florileges*S




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3月のミモザガーデン~♪



3月。ミモザ咲き乱れるミモザガーデン。



mimosa at mimosa garden



でも、お庭の木々が芽吹くのはもう少し後。

mimosa garden in March




今日はお友達のKさんと一緒に参加しました。



tunique mauve



Kさんが生まれて初めて洋裁の大作として挑戦したのは、

春らしい淡い紫ベースのチュニック。



tunique mauve 2



Kさんの雰囲気にぴったりの生地とデザインです。



今日はとってもいいお天気で、iphoneで撮った写真は

すっかり白飛びしています^^;

でも、春の日差しがうれしい~!




そんな春らしい日に、へそ曲がりの私が選んだのは、

シックな刺繍入りの深いこげ茶色の生地。



tunique chocolat brode



白いパンツと合わせたいな。



tunique au ruban



胸のリボンがポイントです。

胸のギャザーを無くして、ストンとしたデザインに変更して

教えていただきました。




chapeaux et tissus printemps



春の生地が並ぶ棚とかわいい帽子。

今度は帽子作りにも挑戦してみたいです。




チュニックが完成したら、少しだけお庭散策^^


bird house



先月、数輪だったクリスマスローズ、どの株も花盛り。



rose de noel



11月に葉っぱを大分カットしてよいことを教えていただきました。



rose de noel 2

我が家のクリスマスローズは、こんもりと茂った葉から

花首をやっとこさ伸ばして咲いています。

ミモザ先生の花は咲き姿が凛々しい。。。




objets bricoles



ダンナさま手作りのフェンスや小屋。うらやましいです。




mimosa cafe coming soon



ミモザの黄色い花、春がやってきましたね。

もうすぐ、きっと春爛漫の頃、

その何でも出来てしまうミモザ先生のダンナさまが、

カフェをオープンされます。

準備も着々と進み、素敵なカフェが完成しています。

今からオープンが楽しみです~♪

ミモザガーデンはどうぞこちらから

ミモザカフェはこちらからどうぞ。

カフェが少しずつ出来ていく様子が美しい写真とともに綴られています。ぜひ!



par Florileges*S

博愛の心

今日は3月11日。

2年前、フランスで地震、津波、そして原発事故を知りました。

今日一日、東日本大震災で被災された方々のことを思いながら、

私はこの日に何を書いたらいいだろう、と考えました。

そして、今日は、2年前にフランスの人たちからもらった

優しさ、思いやり、励ましのことを

書くことにしました。





2年前の3月11日。

フランスで暮らす私たち日本人たちも大きなショックを受けました。

遠くにいて、何も出来ないもどかしさ。

何が出来るのだろう。

何をしたら役に立てるのだろう。

皆が考えて、皆でとにかく何かしよう、

熱に浮かされたように、ものすごい勢いで準備を進め、

子どもたちの通う学校がある街で募金活動をしました。

当日、お母さんたちの手作りのお菓子が並び、子どもたちはたくさんの折鶴を作り、

募金スタンドには、本当に多くのフランス人が立ち寄ってくれました。

そして、皆、それぞれに、

日本に行ったことがあること、日本と日本の人たちが大好きなこと、

被災された方たちの理性と尊厳ある姿に感動していること、を話してくれ、

日本の様子を心配し、励ましと思いやりある温かい言葉をかけてくれ、

そしてたくさんの寄付をくださいました。




学校では、チャリティコンサートを開きました。

そのときも、多くの方が来てくださり、日本の歌を聴きながら、

一緒に涙を流してくれました。

パリでも、毎週、あちこちでコンサートや募金が行われていました。

ある有名な劇場では、

日本を愛するバレエダンサーの呼びかけに応えた多くのアーティストによる

チャリティコンサートが開かれました。




そして、今も、募金活動、支援活動は続いているそうです。

極東の、遠くて小さい国、日本。

その日本のために、日本の人たちのために何かをしてあげたい、

というフランスの人たちがたくさんいること、

今日は、そのことをお伝えしたいと思いました。

フランス、フランス人というと、

個人主義で冷たい、外国人に不親切、高飛車、というイメージが

あるように思います。

たしかに、フランスで暮らしていたとき、

私も、時折、そう感じることはありました。

でも、震災のときに出会ったフランスの人たちは、

困っている人を見過ごせない、それがどんなに遠くて、

自分の日常とは関わりのない人たちであろうと、

自分にできる「何か」をしようという温かい心を持っている人たちでした。

そして、そのことを家族で話しながら、

これが、フランスのFRATERNITEー博愛主義なのだ、

と気づいたのでした。




素敵な生地トワル・ド・ジュイを生んだ国、あらゆる形の文化を愛する国、

美しい街並みや田園風景、そして、

遠くの国の人を思いやる心を持つ人々、、、。

私は、フランスという国とフランスの人たちが前より一層好きになっています。




被災地の一日も早い復興を祈りつつ。。。


par Florileges*S



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