2013/12/29
フランス出張~その2
11月後半、15区のセーヌ川近くに、
大きくなって再オープンした複合ショッピング施設、

ボーグルネル Beaugrenelle。

H&Mやユニクロ、MUJI、英国系スーパーMarks&Spencer、
家電量販店DARTYや映画館まで入って、
パリっ子の話題になっています。
我が家はこのMarks&Spencerの大ファン。
イギリスには美味しいものが少ないという人もいますが、
このお店の食品はどれもとても美味しいです。
このお店について語り出したら止まらなくなりますので、
また別の機会に^^
おしゃれなウィンドーディスプレイにパリを感じながら、
メトロの駅に向かいます。
降りたのは、Mabillon駅。
サンジェルマン・デプレ教会はすぐそこです。
教会の周りには小さなクリスマス市が立っていました。
馴染みの版画やさんで古い額を見せてもらいます。
店員さんでは値段が分からない額もいくつかあるので、
明日、オーナーのムッシュがお店にいるときに、
もう一度伺う約束をしてお店を出ました。
時計を見ると、まだお昼前。
午前中にもう一箇所回れそう。
もう一度、メトロに乗って移動します。
乗り換え駅は地上駅のバルベス・ロシュシュアール。
地下鉄なのに地上にある駅は明るくて、なんだか得した気分。
何もないけれど、
庇から見えるパリの空を写真に収めたくなります。
降りたのは、Anvers駅。
モンマルトルの丘の麓にある生地やさん街への最寄駅です。
いつもの小路を入って、
この日はまずはサクレクール寺院にあいさつ^^
いつ見ても美しい白亜の教会です。
この日は、珍しい冬の青空に映えて特に美しい。
教会前のテラスと階段は、映画『アメリ』で、
アメリが恋する人を矢印でおびき寄せる場面の舞台。
でも、私が今回、心惹かれたのは、
ロココ調の回転木馬。
18世紀のヴェネチア風回転木馬、と書いてあります。
木馬はひとつひとつ違う顔、違う表情。
おそらく18世紀スタイルで作られた、機械生産前のものでしょう。
この回転木馬から東へ少し歩くと、
生地やさん街に着きます。
今日はどんな出会いがあるかな、ワクワク。
REINE に MOLINE に DREYFUS。
写真のDREYFUS が通称マルシェ・サンピエールと呼ばれている
この界隈を代表する生地やさんです。
向かいでは、ハギレが50%OFF!
大勢のフランス・マダムが群がっていました^^;
この日の目的は、自分用にジュイ以外の生地を探しに。
以前の為替レートに比べてあまりの円安のため、
結局、ほぼ見ただけで満足しました。
すっかり遅くなったお昼は、近くのカフェで。
日本に持って帰りたいものの一つ、Badoit バドワ。
口当たりが優しい炭酸水で、炭酸が苦手な私もごくごく飲めます。
夕食は友達と約束しているので、
軽めにSoupe a l'oignon オニオングラタンスープを注文。
軽く食べようとサラダを注文すると、
バゲットと一緒に大皿いっぱいで出てくることが多いフランス。
カフェで軽く済ませたいときは、
オニオングラタンスープ、お勧めです。
ホテルで一休みしてから、
仲良しのYさんと久しぶりの再会。
週3回の水泳を習慣とし、ホテルまで歩いて来られる健脚の持ち主です^^
グルメのYさんお勧めのビストロ、Cantine du Troquet、
バスク地方のシェフが自身のレストランLe Troquetより、
もっとカジュアルな「食堂」をコンセプトに開いたお店だそうです。
私はポワロー葱のマリネ・ポーチドエッグ添え。
カリカリのパルメザンチーズのお煎餅がついてきました。
Yさんは野菜コンソメスープ。
ダイス状のお野菜とパルメザンチーズのスライス、
バルサミコが振ってあるお皿に、
ピッチャーに入った熱々のコンソメスープを注いでいただきます。
BONNE IDEE!
メインは二人とも、Boudin ブーダン(豚の血と脂身の腸詰め)。
説明を聞くと、どんなに脂っこいことか、と思いますが、
口当たりまろやかで優しい味です。
デザートは、お店の近くにお住まいのYさん宅でいただき、
Yさんと素敵な息子さんYちゃんにホテルまで送っていただいて、
とても長い一日でしたが、
楽しく温かい気持ちとともに眠りにつきました。
par Florileges*S