2017/06/25
ついに完成しました~♪
ついに!

本が完成しました!
昨日、届いたばかりの見本誌です。

ドキドキ!
この数か月、口絵ページ、テキストページ、作り方ページ、
図案、型紙、、、と順番に、ずっと校正を続けていて、
常に、間違い探しをする目で見てきましたが、
ばらばらだったページが一つにまとまって、
表紙もついて、最初から最後までを通しで、
一冊の本として眺めるのは、
私もこれが初めてです。
編集のUさん、カメラマンSさんと一緒に、
三日間アトリエに籠って撮影した作品の写真も
とてもきれいな色味で仕上がっていてひと安心!
作品やレシピの写真は、
見てのお楽しみ^^にして、
ブログには載せないでおきますね。
アトリエのアンティークや古道具、雑貨たちと一緒に、
暮らしの場面が思い浮かぶようにと工夫して撮った作品写真。
三人で、角度を変えたり、背景を変えたり、
雑貨を足したり引いたり、
何度も撮り直し、何枚も撮りためた中から
選ばれたとっておきの一枚たちです。
書きたいことが山のようにあって、
なかなかまとまらず、
編集のUさんを大いに悩ませてしまった
トワル・ド・ジュイの歴史と魅力についてのページは、

これまで集めたトワル・ド・ジュイについての資料を
片っ端から読み込んでまとめました。
限られたスペースですが、
新しい内容を盛り込んで興味深いページにしましょうと
Uさんも、デザイナーのHさんも協力してくださって、
何度も何度も内容や写真、レイアウトを吟味してくださいました。
写真はトワル・ド・ジュイ美術館にご協力いただきました。
最初は予定していませんでしたが、
本を作っていくうちに、
こんなページがあったら喜んでいただけるのでは、
と生まれたページもあります。

編集のUさん、デザイナーのHさんは、
私のあふれるジュイ愛をくみ取ってくださって、
私があまり無理を言うのは、、、と遠慮していたことも、
お二人から提案してくださって、
ジュイ好きにはたまらない一冊に仕上げてくださいました。
どうぞ楽しみにしていてくださいね!
目次は、こんな感じです。

デザイナーHさんが探してくださった素敵なフォント。
お気に入りです。
(夫は私が書いたのだと勘違いしていました。
私はこんなに美しく書けません^^;)
表紙カバーの、この紙の質感も

お気に入りです^^
ジュイ美術館のモンテイユ館長さんからは、

素敵なメッセージをいただきました。
そして、表紙を開いた裏の、このこげ茶色にキュン。
デザイナーHさん、素敵です。ありがとうございます!
この表紙のカバーを外しても、またジュイ柄が
出てきます。本当にジュイ尽くしの一冊です^^
(実は、タイトル記載の背の部分にも。
さて、透かしで入っている柄は何の生地でしょう^^?)
カルトナージュのページは、

フランスで教ったテクニックやコツに、
自分なりに工夫を加え、汎用性のある作り方をご紹介しています。


巻末には、

製図しにくい作品の実物大型紙がついています。
巻末型紙には、

実物大刺繍図案も三点、掲載されています。
刺繍と相性のよいトワル・ド・ジュイ。
ジュイの柄の一色をとって刺繍した布を使って
作るカルトナージュ作品は、
格別の一品になります。

蚤の市で見つけたアンティークのスタンプのモチーフを
一つ選んで、そこに文字を入れて、アレンジしたもの。
(写真は、完成前のドラフトです。)
アルファベット図案は、
アンティークスタンプのJをもとに、

残りの25文字を、
パリ時代に習っていたカリグラフィを活かしてデザインしました。

私の手書きのアルファベットを
丁寧にトレースしてくださったのは trois Mさん。

それをさらに、
全体として統一感を持たせるべく、
飾り枝の位置や向きを微調整してくださったのは、
atelier riberaさん。
お二人のおかげで完成したアルファベット図案、
ステンシルやエンボスにも使えるかもしれませんね。
みなさまに、いっぱい活用していただけますように。
日本ヴォーグ社さんから発売される
『トワル・ド・ジュイで楽しむ豊かな毎日
大人のカルトナージュ』は

6月30日(金)発売です。
ジュイ好きのみなさま、カルトナージュを楽しむみなさま、
手作りを愛するみなさまに、
作品作りのときはもちろん、
ほっと一息ついてお茶を飲みながら、ふと手に取り、
ページをめくるひとときを楽しんでいただけたらいいなぁ、、、
という思いで作りました。
たくさんのみなさまに楽しんでいただけますように!
ご予約・ご購入はどうぞこちらから↓(画像をクリックください。)